■ 繁栄種(エネルギーの大きい人)
シベリアから日本に飛来する渡り鳥は3000kmもの距離を飛んでくる。中にはキョクアザラシのように3200kmといったとてつもない距離を渡る鳥もいる。それだけの距離を飛ぶからには体力ないものは途中で脱落せざるを得ない。その長旅で生き残ったものを繁栄種という。現代の競争社会は上記の渡り鳥同様、健全な肉体を持った人たちと、その人たちが作った企業しか生き残れない。健全な肉体とは何か。それはその人の持つエネルギーの大きさと言える。歩くのが早い、声がでかい、飯を食うのが早い、前の席に座る、早く出社する、積極的に発言する、エスカレーターでは止まらず、歩く、信号が黄色でも走って渡る(車には気をつけて)、すぐ真似をする、すぐ見てくる、すぐやってみる。
反対にエネルギーがない人は、歩くのが遅い、声が小さい、後ろの席に座る、エスカレーターでは止まっている、電車は座りたがる、遅刻する、楽をしたがる、手を抜く、提出物は遅れる、訪問件数が少ない、先延ばしにする、何かにつけて大変と言っている。そういった人たちをテンポスでは"絶滅種"と呼ぶ。
エネルギーの大小は能力が高いとか知識があるとか以前の問題で、競争社会を生き抜くために基本的に必要とされる条件である。
■ 真摯な人(ひたむきな人)
行動力、決断力、粘り強さ、集中力・・・・。人の評価項目は多岐にわたる。経営学者のドラッカーは人を評価するときの絶対的な項目として『真摯』であるということを挙げている。『真摯』とはまじめで熱心なことがあるが、テンポスではこれを『ひたむき』と言う。『ひたむき』とはずーっと続ける、打算が働かない、他人の目を気にしない、利巧そうなことは言わないということ。目端の利く人、要領の良い人は手を抜いても結果は出せるが、そういった人は『真摯』とは言わない。テンポスでは能力があっても、『真摯』でない人は評価しない。『真摯』とはすぐに身につくものではない。人としての生き方である。